住職のひとりごと

詐欺行為に対しての、刑が軽いのでは?

詐欺行為に対しての刑が余りにも軽いのではありませんか。詐欺の被害に合わないように、いろいろと対策をとっていますが、手を変え次々と新しい詐欺行為が増えています。高齢者を狙ってのものが多く、一度ひっかかると二度三度という具合です。計画的に人を騙そうとする行為は許せません。もっと強い刑罰にすれば、少しはこうした問題も減るのではないでしょうか。

イギリスの国民投票。

EU離脱の結果は予想外でした。今度はまたスコットランドが独立選挙をするなんて話しも出てますね。たしかにスコットランドは残留の方が多く、全体でも若者は残留の方が多かったですからね。移民問題が一番の問題であることは確かです。これからもこの難しい移民問題をどうして行くのか、EUにとっては深刻化しそうです。これも戦争によって自国に居られない難民がおしよせている訳ですから。戦争やテロの無い平和な世界になる事を祈るしかありません。せめて私達はワガママをいわず、思いやりのある、心豊かな生活をおくりたいものです。

お真言。

お通夜の後のお真言。最近は、頭取りの人が居ないと言われて、頼まれてやっています。どこの集落でも皆さんお堂に集まって、太鼓や、ふせがねをたたいて練習しています。しかし頭取りはなかなか自分から、やるという人が居ません。昔は集落に一人は居たんですがね。やはり時代の変化でしょうか。お真言の本を作って欲しい人に配っています。これも布教の一つとして、役立ててもらえればと思っています。

永代供養墓ばかりの話しだでは無く、僧侶としてやるべき事を考えさせられます。

草思社出版の、安心出来る永代供養墓の選び方という本を読んで、皆さんにも是非この本を読んでいただきたいと思いました。もちろん僧侶の方々もです。昔と違う現在の仏教の置かれている立場、人々のそれぞれ違う安心の求め方に答える為。いろんな疑問の解消につながると思います。私もいろんな質問を受けますが、間違って無かったと安心する事が出来ました。これからも自分の考えている事を書きたいと思いました。

私なりに出来るだけの事をしたいと頑張っています。

御遠忌事業は五十年に一度。前回の資料を参考に、私なりに頑張っています。昨日は新聞折り込みに入れる原稿を業者の方と打ち合わせしてきました。全島に配るので2万部だそうです。寄付を集めるというより先師の功績を後世の方々に知って頂き、今の時代は如何に幸せかということを、改めて認識して頂きたいと思うからです。ワガママや不満を言えばきりがありません。足る事を知り、生かされている事に、感謝の気持ちを忘れないでほしいのです。合掌

お焚き上げ焼却炉が来ました。

大型お焚き上げ焼却炉が来ました。檀家さん達が塔婆の処分に困ると言うので、思いきって大型焼却炉を買いました。今までは位牌や骨箱等のお焚き上げに使う小型の物でしたが、今度は塔婆を切らずにそのまま入る大型な物ですから、火の心配は無くなりました。塔婆の処分に困っている檀家さんは、持って来てください。

相続権とは難しい問題ですね。

以前、一人暮らしの檀家さんに頼まれて遺言書の立会人になって欲しいと一緒に行った事もありました。なかなか相続権というのは難しいものですね。遺言書が無い場合は兄弟までしか相続出来なくて困っていると相談に来られた方が言ってました。都会に出ている檀家さんが一人暮らしのまま亡くなって、来られた方が遠い親戚になるので、お骨と位牌を引き取りに来て欲しいと連絡が来たそうです。持ち家も有るそうですが処分も出来ないんですね。佐渡にあるお墓を、永代供養墓に移して供養して欲しいとの話しでした。そうした費用も出るのか出ないのか心配しておられました。まだ連絡も有りませんが、スムーズに進められるようになってもらいたいものです。

腰痛には困っています(^^;

田舎のお寺は草刈り等、掃除する事が大変です。腰痛がこの一ヶ月ひどくて大変でした。雪で折れた竹の伐採や草刈り等、シルバー人材センターの人達にお願いしています。お金はかかりますが大変助かっています。若いつもりでも年々あっちこっちと具合が悪くなり飲む薬の量も増えてきました。(^^;

先師のお寺は精神病院みたいなものと言った言葉が思い起こされます。

お寺には、いろんな問題を抱えて相談に来られる方々がけっこう多いんです。心の病から人間関係、病気の話や新興宗教の勧誘が来て困る等々。よく聞いてあげる事にしています。電話で一時間以上もお話した事もあります。私達が見えない者が見えるという病気もあるみたいですね。ちょっとしたアドバイスですが、安心しましたと言う言葉が返って来ると嬉しいですね。一つ一つ簡単には答えを出せませんが、まずはゆっくり聞いてあげる事が大事だと心がけています。あくまでも、ここに書く事はひとりごとなので、政治等の批判や人権上の事は書く事はしないようにしていますが、間違いが有りましたら申し訳ありません。

本当は総代さん方に読んで頂きたいのですが。

本当は総代さんの方に読んで頂きたいのですが、年齢的に、なかなかパソコンを見る機会が無いのが残念です。将来それぞれ自分の菩提寺を、どういうふうにして行くのがよいのか、またお布施の金額も妥当かどうか等。住職に意見をしたり、助けたりすることが出来る立場におられるからです。檀家さんに相談無しに修復して、後で寄付を欲しいと言ったら檀家さん達に文句を言われて困った。等の話しも聞いています。責任ある難しい立場におられて、御苦労なことと思いますが、住職とよく話し合い、間違いをただす事の出来るのも総代さん方だからです。住職が居るに越した事は有りませんが、檀家も少なくなって来た事で兼務住職にお願いする、また他のお寺と合へいする等の決断の時期に来ているお寺が多くあると思うからです。これからの若い人達には、苦労してお寺を存続する為に多額の寄付をする事が理解出来ないでしょう。そもそも佐渡には、お寺が多すぎるし、お寺の収入だけでは後継ぎの教育も出来ないどころか、食べてもいけない。昔のように教員や役所に勤められなく なっている現在、色々な難しい問題を抱えているお寺が大部分かと思うからです。