住職のひとりごと

まことに情けない。

今日は、彼岸の入りです。昔から暑さ寒さも彼岸までと言いますが、暖かい1日でした。昨日の新聞に得意満面で載ってましたが、本山の大規模な防災工事をする為、末寺の寺に昨年の3月末日締め切りの寄付の依頼があったのですが、公職者でありながら、寄付をしないとは情けない。恥ずかしいと思わないのでしょうか?神経を疑います!!

東日本大震災から五年。

東日本大震災から、もう五年もたったんですね。宗派の被災された寺院を回り、ご供養して来た事を思い出します。その前には、越後の水害のボランティアに行ったり、地震のボランティアに行ったりして来ました。災害は怖いものです。行く度に、凄まじい光景を見て、私なら再建出来るだろうかと考えると、被災に合われた方々の復興への強さを頼もしく、また凄いなぁと、ただただ頭が下がる思いをして帰って来ました。本当に災害は怖いものです。平穏無事に毎日を送れる事に感謝して生きて行きましょう。

最近よくテレビ番組で見ますが。

朝のテレビ番組で、安い料金プランで、葬儀等を行うネット社会が全国的に増えている現実を放送していました。私は菩提寺と檀家さんとの信頼関係を重視して寺院運営を行っています。予算が無ければ、それにあった葬儀を行っています。決まった金額を払わなければ葬儀を断るとか、一人では葬儀をしないとか、一方的にものを言うお寺もあります。檀家を離れるには高い離檀料を要求したり、バチがあたるとおどしたりと、実際田舎でも問題になっています。お坊さんの考え方一つです。都会での今までの葬儀ビジネスは、葬儀屋さんに高い所で六割のバックマージンを払って、呼んでもらうような悪い慣習も費用が高くなる原因の一つなのです。安く済ませたいという動きは、これからも増えて行くと思います。私達は現実を真摯に受け止め、行動すべきと考えます。

卒業式や入学式のシーズンですね!

卒業式や入学式の季節になって来ました。児童の入学式や卒業式に出席する事が多くあります。この子達には、これからの地域の活性化、日本の未来を作って行く人に成長してもらいたいですね。そう思うと頼もしく、微笑ましく感じると共に、頑張ってくださいと期待を込めて応援したくなります。最近の児童数が少なくなっていることが心配ですが、佐渡は良い島です。また人口も増えて、活気の有る島にしてもらいたいものです。

被害者を少なくする必要があるのでは?

最近テレビを見ていると、高齢者の自動車運転の事故が多く見られます。田舎では車が無いと生活出来ません。佐渡でも、あちこちで軽い事故や死亡事故が発生しています。都会では、電車やバスといった交通機関があるので、高齢者の自動車免許の更新時に、ペーパーテスト、実技を強化する事によって、免許の返納を促す必要があるのでは?高齢化社会が進む社会においては必要と感じます。