住職のひとりごと

能登半島大地震

元日そうそう大地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また被災者の方々のつらく悲しい思いを考えると言葉も思いつきません。ネットなどを見ると寄付をしたい、ふるさと納税を考えている等の支援をしたいと考えている方々が増えているのは、とてもありがたい事だと思います。幾度も災害があり視察やボランティアに参加した事もありますが、復興には長い時間と被災者の努力が必要です。国や県が被災者の立場に寄り添い、支援が長期間行われる事を願っています。

今年もお世話なりました。

新型コロナも落ち着き、お寺の行事も再開されるようになってきました。二年詣りに行かれる方もおられるかと思います。来年は皆様方も、良い年でありますよう祈っております。迷ったり、不安に感じる時は、弘法大師の教えを参考にされると良いと思います。

永代位牌供養を利用する方が増えています。

永代位牌供養をする方が増えています。三十三回忌まで年忌がある場合は塔婆供養をして永代供養墓に立てるという供養の仕方です。遠方の方やそれまで自分では供養が出来ないという方に喜んでいただいています。先祖代々ですから何体あっても料金は変わらないので安心して任せられると好評です。料金は30万円です。別に六号位牌三万八千円が必要です。

お礼参りは忘れずに。

私のお寺でも大聖歓喜天をお祀りした、通称聖天さんのお堂があります。天部の神様は信仰すれば大きな御利益が有りますが、反面信仰を止めたりすると怖い神様です。願がかなったら、お願いに相応なお供え物をして、必ずお礼参りをしましょう。

永代供養墓

佐渡でも最近、永代供養墓が多くなりました。だいたい合祀一体30万から50万という価格帯です。遍照院の合祀の価格は、一体10万と安く設定しています。二体以上は20万円です。みなさんに、こちらのお寺は、お安いですねと喜んでいただいています。都会の方々も、いかがですか? お骨の郵送も出来るようですよ。他にも骨壺で預かったり、個別タイプのお墓もございます。田舎でお安く永代供養墓を利用する。こんな事も、お考えいただけたらと思っています。

家族葬などの方に喜んでもらっています。

今年は、コロナウイルスの影響を受けて、皆さん大変な事と心配 な年になりました。来年も続くものと思うと大変ですね。葬儀等もほとんど家族葬になりました。皆さんに喜んで頂いているのが、火葬をして、お寺に持って来て頂き、戒名を付け15万円で、お葬式をする事が出来るというプランです。家族葬や予算が足りなくて普通の葬儀が出来ない方々に喜んで頂いています。私は、その方々に合った葬儀で良いと考えています。お金を無理せず故人を送ってあげる、そんな葬儀があっても良いと、そのように考えます。

非常事態宣言。

非常事態宣言が出てからは、佐渡も大変です。夜のお店は明かりが消えて、観光客もほとんどありません。まだ佐渡では感染者が出て居ませんが、都会の家族が帰って来たり、十分注意しなければなりません。お寺も注意を払って葬儀や法事をしています。葬儀は島内の人だけで、家族葬になりました。法事のキャンセルも多くなっています。それでも法事をしたいとなると、島外の人達も集まって、それこそ三密ですから、ご同意をいただいてマスクをしたままお経を読みます。母も高齢ですから、感染する事が出来ないのです。息をするのがきつく汗だくになってやっています。新規の法事は、お断りをして、お塔婆供養して、お渡しして我慢していただいています。こんな状態を少しでも早く終結するよう、みなさん我慢するより他の道はありませんね。一日でも早く終結するようかんばりましょう。