住職のひとりごと

昨日も檀家さんが訪ねて来ました。

まずは内村航平選手、金メダルおめでとうございました。最初から見ていたので、最後の鉄棒での大逆転、感動致しました。さて昨日、檀家さんが訪ねて来ました。用件を聞きますと、その方の弟の菩提寺は醍醐派の名刹の寺院だそうです。お寺がとても怖くて、誰も電話をしたがらなかったそうです。色々と他のお寺の事を聞いたらしく、ここの檀家で本当に良かったとお中元や商品券、少しですがと封筒を頂き、お話しして帰られました。開けてみると多額でした。早速昨日伺ったら留守だったので、今朝電話をかけ、たくさん頂きありがとうございました。憲盛法印の御遠忌のご寄付とさせて頂きますとお礼申し上げました。こちらで言った金額より多くお布施を頂く事もあります。このように菩提寺を大切に思ってくださる檀家さんに本当に頭が下がり有難いと思います。合掌

直葬が増えて来ました。

最近佐渡でも直葬が増えて来ているようです。仏教徒としては直葬や俗名のままでのお葬式は寂しく思います。せめて戒名をつけて、大日如来よりずっと続いた血脈を授けてお弟子として送ってあげたいです。お金が無い人には、それなりの送り方が有るじゃないですか。せめて仏教徒だったらその位の事をするのが坊主だと思います。ちゃんと払えない人を檀家から外して、葬儀をしないと言うことは正論ですか?確かに正規なお布施を頂いている檀家さんに対しては申し訳なく思いますが、根本に戻って人を救うのが坊主ですよね?だったらその人に合った葬儀は必要と考えます。決まったお布施を払わなければ檀家から切り離す。檀家になるからお葬式をお願いしますと言っても断る坊さん。私には理解出来ません。それぞれ理由はあると思いますが。

今日はお墓掃除に行って来ました。

毎年の事ですが、長谷の山にある歴代住職のお墓掃除に行って来ました。暑いのに蚊やアブに刺されて、かゆいは痛いは大変でした。子供の頃からやってますが、昔はこんなに暑く無かったような気がします。地球温暖化のせいでしょうか。どこまで暑くなるんでしょう。海水の温度が上がって熱帯の生物が北上したり問題になっていますね。私達僧侶もタイみたいな袈裟を巻いただけに、なるのかもしれませんね。

県も市も頼りにならない。

今日は県から三人、市から三人、この前の土砂崩れの対応の説明に来ましたが、結局、県も市も何も出来ないそうです。期待はしていませんでしたが、これからの長谷地区に対しての考えが聞けるのかと思いましたが、それも無し。6人そろって何をしに来たの? 意味不明???

昨日は大変な1日でした。

住宅の基礎が割れ落ち風呂の壁もひび割れ状態、これではとても家が持たないと思い、コンクリートの車庫を壊して前の土手の工事を始めたのですが、昨日の雨で土手が崩れてしまい、業者の人達や市役所の人達、県の職員さんも四人来てくれました。雨が入らないように全体にシートをかけ、被害が大きくならないようにして帰って行きました。県の職員さんに、とても危険な状態なので、今日は本堂に避難して下さいと言われ不安な一夜でした。地滑り地帯に指定されていますが、崩れた中は砂土で、こんなに地盤がゆるいんじゃ全体に地盤沈下しているのも無理ないとショックでした。今日も朝から業者の方々が工事用の大きな土嚢を積んで、これ以上土が崩れないように頑張ってくれています。隣の民家はだいぶ前に裏山の土砂崩れで移転しました。お寺の裏も以前土砂崩れで、擁壁工事をしましたし、住宅の裏も擁壁工事をして土砂崩れを防いでいます。もちろん自費です。県の方へも今までの経緯を説明して陳情して来ましたが、何もしてくれません。長谷寺も含め一帯の治水工事等の 防災工事をして頂かないと、収入の少ない我々には負担が大き過ぎます。是非とも前向きに検討して頂きたいと思います。

憲盛法印二百五十年御遠忌。

檀家さんから少しずつ寄付金を集め始めました。これから新聞チラシで島民に伝えようと考えていますが、多くの寄付金は望めません。私の一代に置いての最大事業と考えて、貯蓄を注ぎ込んで成功させたいと考えています。儀僧憲盛法印の偉業を伝えて行くのが使命と頑張りますので、皆さんも御協力よろしくお願い申し上げます。

佐渡の人はおとなしい。

今日も法事の時にお茶を飲みながら、檀家さんから聞いたんですが。相川方面ですが、お坊さんから言われて、貧富にかかわらず、三人以上でお葬式をして欲しい。呼ばれているから返さなくてはならない。羽茂方面ですが、あなたの家では六人でお葬式をしてください。等と言われるままにお葬式をしたそうです。それらの地区ではお坊さんに言われた通りするのが当たり前なんで、とても威張っていて上から目線で言われるので怖くて御布施が高くても反論出来ないそうです。うらやましい限りですが、私には言えません。前回も同じような事を書きましたが、そんな事を続けて行くのは間違いだと思います。ワガママ勝手な坊さんがいっぱい居るのには驚きです。

あまりにも勝手な事をやりほうだい。

郷に入れば郷に従え。ということわざもありますが、今は勝手な事をやりほうだい。地域によりお葬式の仕方も違うし、御布施も違い、それが当たり前だと三十数年続けて来ましたが、今は勝手な事をする坊主が増えて来て、檀家さん達も混乱しています。葬祭センターに飾りつけを並べ替えさせたりと目に余ります。ある檀家さんに四十九日が過ぎないから、親戚の葬儀にも出られない、四十九日迄、霊前は三度三度盛りかえろ、しかも二つ。葬式に来ないで口出しだけはする。とっくに四十九日過ぎているのに新盆にも来られない。私の檀家さんだったら、そんな事を教える坊主は、どこの宗派か?と聞きますよ。生きている人に安らぎをが坊主の仕事じゃないですか?不安や心配事をあおりたてて、バチがあたるなんて言う事は考えられません。こんな事では… 新興宗教のしている事と同じじゃないですか?

今年は猛暑?

今日は雨模様で涼しい日でしたが、今年は猛暑みたいな事を言っていますね。これから梅雨が明けると暑くなるんでしょうね。私は暑さが苦手なので、これから厳しい季節です。天気予報が外れて、涼しい夏になってもらいたいです。

保守革新。

人は、それぞれ意見も考え方も違います。皆さんはそれでいいんです。坊主は天皇陛下を崇め、保守政権を指示するのが普通でしよ?革新を指示するくらいなら坊主を辞めろよ!