住職のひとりごと

ありがとうございました。

先日、宗会議員として四年の任期を終えたので、宗派に対して御奉公お疲れ様でしたと、慰労会を佐渡支所の皆さんに開いて頂きました。お忙しい中、大勢の方々に集まっていただき、本当にありがとうございました。これからは一末寺の住職として、御本山、宗派に対してお手伝いはもちろん、佐渡支所の発展の為、又、自坊の護持、檀家さんの為に頑張りたいと思っています。

心が痛みます

先祖を尊び、家族円満に暮らす事が、幸せではないでしょうか。テレビを見ていても、寂しくなります。戦争やテロは、世界中で繰り返されて終わりがありません。仏教には、このような考え方はありません。小さな生き物、草木の命さえも大切に考えて生きています。本当に将来が不安に思えてなりません。世界が平和な未来となるよう常に祈っています。

僧侶としてどうか?

佐渡でも、御布施の額はまちまちです。威張ってばかり、あまりにも高い御布施を要求するのは、どうかと思います。高収入の仕事も無く、離島なりの質素な暮らしをしている檀家さんから… 生活が出来なければ、質素に暮らせばいいし、他の仕事をして、お寺を守っている寺も多く有ります。前者のような菩提寺から離檀して、後者のような人間味のある、お寺に私は移るべきと考えます。そんな事をしているから、新興宗教に檀家さんを取られるんじゃないでしょうか。