四年間の御布施収入を御遠忌事業に全部充てる。自分でもバカだと思います。そんなお寺さん他にいますか?取る事ばかりで出す事をしない。そんな坊さんが多いのでは!?こんなバカが居ないとお寺は良くならないんです。それでも貯蓄で生活して行けるだけ良い方だと思っています。50年に一度の大事業ですから、覚悟して自分から、この位の事をしないと。
住職のひとりごと
御遠忌の寄付をお願いする新聞折り込みの原稿が出来て来ました。今秋と来秋の二回を予定しています。寄付を集めるというより、先師の大いなる慈悲の心からの業績を現代の方々に広く知っていただくのが目的です。御協力よろしくお願いいたします。合掌
山門の土手がずって基礎が割れ、ほおっても置けないので法面工事の見積りを出してもらっています。四百万位はかかりそうです。山門の補修とで約五百万。この際に直したいと考えています。車庫も止めとこうと思いましたが、いずれ作らなくてはならないでしょう。山寺はお金がかかりますね(汗)
どうしてお役所仕事というのは上手く融通がきかないんでしょうかねぇ?土手の工事をしてみて本当に困りました。工事について、何だかんだと文句をつけて来る。おかげで車庫を作る面積が狭くなり既存の基礎では使え無くて、防御壁を作れとか広げるのには何かと申請が必要で。東京ではあるまいし、私有地に建てるのに何だかんだと… 500万かかると言うんでバカバカしいから作るの止めます。
アマゾンのお坊さん便について、この前他の会議の後皆さんに聞いてみましたが、参加したいという方はいませんでした。たしかに田舎では普及しにくいと思います。東京等ではどんどん普及していくのではないでしょうか。檀家制度事態が今の若い人達には理解出来ないでしょうし、お葬式をあげる事や法事を行う事事態は仏教徒であることに変わりは無くて仕方の無い事だと思います。今までも御布施が高い等の理由で新興宗教に入る方々が多くいたので、悪い事では無いと思います。その人に合った安い料金でお葬式をしてこなかった在来仏教のお寺にも問題が有ったと考えます。
昨日の報道特集という番組でやっていましたが、中国では人権弁護士が国家転覆の罪で、どんどん捕らえられる!国外脱出をしているというものでした。日本ではどうでしょう?人権弁護士。ネットの世界では有名人も出て来て大騒ぎしているようです。原発問題、沖縄の米軍基地問題にしても簡単には解決はしないでしょう。私なりに思う所はありますが、政治の事ですから意見は書きません。日本は言論の自由か何か知りませんが、利権も絡んでそれぞれ勝手な事を言い合う。つくづく平和な国だと思うばかりです。
終活をより豊かに暮らす為には、やはり不安材料を無くし安心して暮らす事が一番だと考えます。とは言っても高齢化社会により寿命は延びましたが、認知症や痴ほう症などの病気が増えて、介護問題も深刻です。世界経済が停滞している今、働けど働けど、老後の事が心配ですし、生活を豊かにするのは難しい問題ですね。せめて心を豊かに暮らしたいものです。
私は有難い事に、お経をほめられる事がよく有ります。とても感動しました、聞きほれました、後生になります、私の葬式の時は是非来て欲しい、とても良い声だ、一人で読んでるのにハモって聞こえる等々。また録音もされたりします。目の前にマイクがあると緊張しますね。若い頃は声にも張りがあり、苦労しませんでしたが、今では誉められると恥ずかしくなります。私はいつも丁寧にお経を読むように心がけています。法事の前の日はお酒を飲みません。出来るだけ喉の調子を良い状態に保つ為です。お経を読むのを有り難く思って頂けるだけるだけでも、良かったなと感謝致しております。字も下手だし、たいしたお説教も出来ない私ですが、皆さんに必要とされている、その事だけでも幸せな事だと実感しています。合掌
朝のニュースでもやってましたが、奈良のお寺が東京に相談所を設けた事により、お寺やお坊さんとのつながりが出来て永代供養墓を奈良に作る人が増えたという事でした。永代供養墓は近くに無くてもいいんですよ。お寺さんが信用出来て供養さえしてもらえれば、地方にお願いする事は経済的にも理に叶っていると思います。佐渡出身者の皆さん、佐渡を愛する皆さん、是非共ご検討頂きたいと思います。それにより地方寺院も潤い、お寺の存続も難しい事では無くなり、安心して寺院経営が出来て有難い事だと思います。それにはこのひとりことを読んで頂き、私の考え方を分かって頂ければ幸いです。
テレビを見ていると台風により記録的な雨に注意してください!というように記録的なという言葉が多く使われています。地球温暖化により台風の強さも見た事も無い強さの物が増えてきました。このような状態はこれからも続く物と思われます。自然の驚異には逆らえません。世界中で温暖化防止に取り組む姿勢は良い事だと思います。地震や津波、自然の恐ろしさはいつ起こるか分かりません。常々防災に対する意識を持つ必要があります。国としてはもちろん国民を守る為に必要な措置をこうずる事を望みますし、皆さんも防災に対する知識を身に付けておきましょう。