お寺が消える。

だいぶ前から田舎からお寺が消えていくというNHKの番組を見ましたが、まさに加速度的に消えていくものと考えています。相続税は高く、また以前と違って長男が相続して家を残すという考えが無くなっているからです。先祖の供養も以前と違って塔婆供養だけと法事をする事も少なくなっています。コロナ以降僧侶は一人で、戒名も信士信女で院号を付ける方も少なくなりました。田舎では、お布施を安くして人数が五人とかの相互扶助で成り立っていましたが、それも無くなってしまいました。教員や役所の勤務も坊さんだと兼務も出来ません。悲しい事に俗名のお葬式も増えているのが実体です。何か将来に不安を抱えている僧侶が多くなっていると考えられます。

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