住職のひとりごと

離島は不便な事が多いです。

今日は大荒れ船は欠航です。本当に離島の不便さを感じます。仕事の人も困るでしょうし、新聞等の物資も来ません。こうした時にお葬式が出来たりすると、親族も佐渡に渡れなく大変だと思います。都会でも斎場に空きが無くて、お葬式が出来なく、待たされるケースもあるので、仕方ないですね。

その方に合った御葬儀を。

檀家さんには、普通は決まった御布施を頂きますが、親戚の葬儀を出してあげなければいけない、お金が無くて普通の葬儀が出来ない等、事情のある葬儀の場合は、無理の無いように相談に乗り葬儀を行って居ます。出来るだけの事をしてあげようという気持ちが大事だと思います。高額の御布施が払え無いから直葬というのは仏教徒なら残念です。

田舎に残された墓地

墓地を残したまま島外に出て、親戚や知人が墓守をしているケースが多くあります。もう年を取り墓守が出来なくなったという相談を最近よくされます。お墓の魂抜きをしてそのままというのは、墓地の場合はよろしくないので、永代供養搭で本来先祖代々精霊は20万ですが、事情をくんで5万で安く引き受けるので、持って来るようにお話しています。他のお寺でもよくある話しではないでしょうか? お骨を納める場所に困っている方は相談に乗りますので、お越しください。墓石や基礎工事の引き取りに、かなりのお金がかかると思います。お墓を預かっている方は本当にご苦労様です。

今日は節分

みなさんは、豆まきやりましたか? 鬼は丑寅の方角に居るとされています。だから角があり、寅のパンツをはいているんですね。最近は恵方巻きもされるご家庭が増えているようです。日本人は良いとされる物を取り入れる、良い民族だと思います。嫁入り先の宗派にとけこみますし、私は良い文化と考えます。

名刹を後世に残す難しさ

佐渡の人口は最盛期には26万人でしたが、今は6万人を切ってしまいました。昔は佐渡金山のおかげで、千石船が着き、大変賑わっていた時代が有りました。七堂伽藍の大きなお寺もたくさん作られました。たくさんの田畑や森林を有し、豊かな時代も有ったのです。しかしながら農地解放で財産が無くなり、修復も出来ず朽ち果てて行く姿は、見るも無惨です。戦後かなりのお寺が東京に移築されたと聞いています。時代の流れには逆らえませんが、せめて歴史のある名刹と言われるお寺は、後世に残していかなければと考えますが、現実は難しい問題です。美術的にも貴重な建物ですから、宗派を越えて全国から信者さんや賛同者を集める他には、佐渡に残すのは難しい事なんです。一つ一つ消えて行く姿は実に残念な事だと思います。

ありがとうございました。

先日、宗会議員として四年の任期を終えたので、宗派に対して御奉公お疲れ様でしたと、慰労会を佐渡支所の皆さんに開いて頂きました。お忙しい中、大勢の方々に集まっていただき、本当にありがとうございました。これからは一末寺の住職として、御本山、宗派に対してお手伝いはもちろん、佐渡支所の発展の為、又、自坊の護持、檀家さんの為に頑張りたいと思っています。