住職のひとりごと

10年20年後

人口減少が続く将来、お寺の収入は減って行きます。お寺は檀家さんの物です。住職は管理しているにしかないのです。今の中年期以上の方々は、お寺は私達が守り先祖を大事に考えているので、御布施の事や修繕の為の寄付について理解されているのですが、これから若い人はどうでしょう?どうして寄付を出さなければならないのか、どうして高い御布施を払わなくてはならないのか分からない人達が多くなって来ると考えます。どうしても自分達のお寺を残したいと考えるなら、寄付も御布施も高くしなければなりません。過疎化が進む島民の収入は限られています。今から残るお寺、無くなるお寺、神社も同じです。考えていかないとならない問題と考えます。佐渡でも怪しい新興宗教が、最初は少ししかお金がかからない。こういう利点を言って、勧誘して回っています。後で大変な事になると思いますが。はっきり言って、高い御布施のお寺さんが多すぎます。こんな事では、10年後20年後が心配です。

どこのお寺さんも強気に御布施を要求しますね?

私は予算に合わせて、お葬式を引き受けています。最近多くなって来ましたが、都会で身よりが無くて亡くなって、佐渡の親戚の人がお葬式をするケースが増えて来ました。だから安くお葬式をしてほしいと相談に来る方々が多くなりました。私は火葬にしてお寺に持って来ていただければ、10万とか15万で戒名をつけてお葬式を引き受けています。また永代供養墓、合祀なら10万です。皆さんに喜ばれています。時代のニーズに合った対応が必要なのではないでしょうか。

親戚に墓守りをお願いするのは…

親戚に墓守りをお願いするのは考えものでは? 永代供養墓の無い昔は、田んぼ等々をあげて墓守りをお願いするしかありませんでした。しかし子供には頼めないし、永代供養墓に合祀して欲しいという方が増えているのが実態です。永代供養墓のある現在では、田舎でも直接お寺に相談するのが問題が無くていいと思います。

福祉問題は深刻です。

私の父親も90を超えて、自宅介護です。妻が下の世話から食事をさせたりと頑張ってくれています。高齢の為か、具合の変化がよくあり、救急車のお世話になったり大変です。施設は順番待ちの人達が多くて利用出来ません。病院はなかなか入院させてもらえないしとお手上げです。こうなる事は早くから分かっているのに、行政は進みません。私も坊さんなんで、他の方々から色々聞きますが、本当に苦労されている方々が多いのが現状です。基本自宅介護という考えはいかがなものでしょうか? 介護疲れからいろんな問題が起きています。これからますます高齢化社会になって行きますから、先々が心配です。

故郷

私は、佐渡は離島で不便だと、いつも思います。物価は高く、働く場所も少ないからです。都会のように何でも揃っているわけでも有りません。船が欠航すれば、本土にも渡れなく、困った事は何度もあります。しかしながら住むには良い所だと思っています。都会に住みたいとは思いません。年のせいでしょうか(笑) のんびりと時間の流れが遅い田舎生活が大好きです。贅沢をしなければ、何とか生活もして行けます。都会で生活をしていても、歳とともに、故郷が恋しい思いが強くなるのではないでしょうか? 故郷でゆっくり眠りたいと考えている方々、故郷に永代供養墓を考えてみるのも一案かと思います。

情けは人の為ならず

この精神で、私も10人位にお金を貸してあげました。こうしたお金は返って来ないものです。返って来ないものと考えて貸したのですが、これが困ったもので、一度借りたら何度も借りたいとお願いされるのです。必ず返すからと。お金の貸し借りは、人間関係を壊してしまうものです。私も悩みましたが、なかなか断れ無くて。とうとう5000万を超えてしまいました。会社も辞めた、田舎の小さなお寺です。これ以上は私の家族も守れなく、それからは、お断りしています。人は生まれながら善を忘れず、誠意が有ると信じて返していただけるのを待つだけです。(^^;

入檀料、離檀料。

私は、入檀料や離檀料は頂いていません。檀家さんの他に、法事事だけの信者さんも募集しています。お葬式等で県外に呼ばれる事も有りますが、御布施は佐渡の方々と同じで、関東圏でも高くした事はありません。

水子供養。

水子供養の一例を載せましたが、丁寧に供養したい方々に、もう少し詳しく書いてみました。戒名授与2万円、位牌を寺で預かり供養したい方は5万円です。位牌代込みです。お地蔵様は約30センチを二種類用意しましたので、どちらか選んでもらって、開眼供養をして5万円です。お気軽にお問い合わせください。